公益財団法人不動産流通推進センターが主催される「不動産コンサルティング実務講座」を担当させていただきました。
こちらの講座は、従前は、「不動産相続」では著名な、株式会社 K-コンサルティングの代表取締役である大澤健司さんが、
お一人で担当されていらっしゃいましたが、昨年より、私も担当させていただくようになりました。
大澤さんがお一人で担当されていた際は、10:00~17:30という長丁場で、東は東京、西は大阪・・・と
年に何本も対応されていて、大変そう!と思っていたところ、主催者である公益財団法人不動産流通推進センター様より、
お声がけいただき、私も昨年より、担当させていただくようになりました。
といっても、昨年は、13:30~18:00でしたが、今年からは、内容の充実度を高めるために・・・と
10:00~17:30という一昨年のスタイルに戻りました。
前回、8月に担当させていただいたときは、足が棒になるような感覚で、
ちょうど、2017年に全国の日本郵政グループの資産コンサルタント向けに行いました”全国相続研修”が思い出されました。
当時は、北は札幌からはじまり、南は九州(博多)・・・実は、九州は当初、熊本の予定でしたが、九州への変更となり、
札幌、仙台、埼玉、東京、立川、名古屋、長野、金沢、大阪、松山、広島、博多・・・と12エリアで開催され、
各エリア、毎日9:00~17:30を3日間・・・合計22.5hという、しっかりした研修。
研修テキストは600ページを超え、全て0から作成し、研修講師のネームアップや、講師のトレーニング等、
非常にタイトな研修でした。
話は戻し、この不動産コンサルティング実務講座は、
主催者である公益財団法人不動産流通推進センターが行う”不動産コンサルティング技能試験”に合格し、
且つ宅地建物取引士、一級建築士、不動産鑑定士の資格保有者であり、しかも一定の実務経験を有する者のみが、
”不動産コンサルティングマスター”に登録される・・・という中で、
主に、この不動産コンサルティングマスター向けに行う講座となるため、
言ってみれば、業界の重鎮達が受講者となるため、講座を担当する身としては、非常に重責です。
また、”不動産コンサルティング”と一言で言えども、その専門分野やかなり広いものがあり、
当然、講師だからと言って、全てを網羅できているわけではありません。
もちろん、私が責任を以て皆様にお話しできるのは、”相続コンサルタント”としての
”相続コンサルティング”のみ。多少は、付随する”有効活用”のコンサルティングや”士業サポート”等もお伝えしますが、
毎回、この講座でお伝えする間に思うことは、
「自分が持っている様々な失敗事例や成功事例を全部伝えたい」ということ。
とはいえ、当然、時間の兼ね合いもありますし、主催者である公益財団法人不動産流通推進センターより、
ご依頼いただきました講演内容(項目)等もありますので、そこは、話し手として、プロとして、
きちんとお伝えしますが、やはり、一番お伝えしたいことは、
相続コンサルタントして、数々の相続対策や、相続手続きに携わった中から、受講者の皆さんに、
机上の話だけではなく、現場でしか分からない叩き上げでここまで来た私が伝えられること・・・
これをお伝えしたいと思い、熱を込めて、お伝えさせていただいております。
・・・特に後半(笑)
毎回、反省点も多いですが、今回は、・・・というより、今年は、
コロナ渦ということもあり、感染拡大防止対策として、マウスシールドの必着はもちろんですが、
なるべく、受講者の方々に飛沫が飛ばないよう、水等の摂取も控えていたせいか、
ラスト1時間あたりから、声が出なくなってしまったり、のどに違和感を感じることもあり、
今回も反省が残ります。
とはいえ、こちらの講座、今年度も年末には大阪でも担当させていただきますし、
東京でも、2月にも、また担当させていただきますので、毎回、アップデートされるよう、
講師としても、相続コンサルタントとしても、毎日、毎日、小さいことからアップデートして参ります!
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