相続コンサルタントの報酬

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この記事は約16分で読めます。

そもそも、相続の「コンサルティング」って、

何なのか? 

・・・という、定義があやふやで、

本来であれば、この定義について、

きちんと、僕なりの定義付けとその理由について、

じっくりとブログに記載したいところですが、

今回は、割愛させていただき、

今日は、多くの方が気にされる

相続コンサルタントの「報酬」をテーマにしました。

 

と、その前に…「報酬」ていうと、

僕が小さい頃の印象では、

「弁護士の相談料は高い」と、

テレビドラマ等で見た記憶が、

おぼろげながらあります。

確か、1時間1万円程だった気が…

 

ちなみに、この

「1時間1万円」という相談料を

「高い」と思う方、

「安い」と思う方

で二分されると思いますが、

 

アナタはどちらでしょうか?

尚、ここでは、「適正」とか、

「まぁまぁ」という

選択肢には触れません(笑)

 

「高い」と思う方は、

ただ、漠然と「高い」と思われているのか?

それとも何か基準となる判断材料があるのか?

 

ちょっと、見ていきましょう。

時代は変わったのか、最近では、

弁護士による「無料相談」等も、

目にかけるようになりました。

 

弁護士会の努力なのか、時代なのか、

或いは、司法試験制度が変わり、

その影響で弁護士が過剰に増えすぎ、

需要と供給のバランスが崩れ、

弁護士も営業をする必要性が生じたからなのか・・・

 

或いは、日本国内に留まらず、

アメリカや韓国等の諸外国のテレビドラマの影響で、

昔と比べると、弁護士という存在が、

多少、身近な存在になってきたからなのか・・・

更にはこちらに加え、弁護士による

社会貢献活動の1つなのか・・・

 

ここで申し上げることは、

あくまで僕の私見に過ぎないので、

実際は諸事情等、異なるかもしれません。

 

ですが、弁護士の無料相談は、

上で申し上げた通り、

 

・社会貢献

・営業的要素

 

の2つが主なものではないか?

と勝手に推測しますが、

・・・間違っていたら、すみません。

 

法律で困っている人がいたら、

国内の法曹界の最高位資格である弁護士が、

相談者の質問に対して、

法律のあらゆる観点から、相談にのる。

 

法律的な側面からの正しい回答や、

方向付け、中には兆しが見えることで、

帰り際には、ホッっとされた表情で帰路につかれる・・・

微笑ましい光景です。

 

ですが、このように社会貢献として、

弁護士が対応している無料相談があるからか、

「1時間1万円」の相談料が「高い」と

思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

中には、ご自身の年収、月収、時給といった

自身の給与との比較によって、「高い」と

思われているのかもしれません。

 

ちなみに、先に申し上げておくと、僕は、

この「1時間1万円」が「高い」と思われる方が、

決して間違っているとも、悪いとも思いません。

 

上記では、「高い」と思われる方の要因として、

1)無料相談との比較

2)自身の給与との比較

を挙げましたので、1つずつ、僕なりの私見を…

 

1)無料相談との比較

については、そもそもの無料相談の目的が、

社会貢献であること、

或いは、営業活動の一環、

つまりセールスプロセスの1つであること

と、考えると、どうでしょう?

 

社会貢献活動の一環としての無料相談は、

おそらく、具体的なご相談を伺い、

そのご相談に対して、法律的な側面から、

現状認識をさせ、方向性を示してあげる・・・

等ではないでしょうか?

 

また、営業活動の一環という部分では、

あくまで、セールスプロセスの1つですから、

アナタは、すでに、その無料相談によって、

目の前にいる弁護士に、

相談したくなってしまっている・・・

 

つまり、この段階では、既に、

弁護士からみた「営業活動」は終わっていて、

アナタは、この弁護士に、

正式に依頼したくなっている段階です。

 

となると、弁護士からすると、もう営業ではなく、

弁護士の「本業」となるわけですから、

無料相談と同じ観点で語ることはできません。

 

では、2)自身の給与との比較

といった点からみるといかがでしょう?

 

ここでも、先に断りを入れておくと、

自身の経済的な価値観と比較することは、

全く悪くありません。

 

むしろ、非常に大事な点ですし、

その価値観がきちんと無いと、

ここから先の話は理解できません(笑)

 

さて、アナタ自身の給与との比較としました。

では、どうでしょうか?

 

アナタが、弁護士に相談したい内容は、

アナタにでも判断できることでしょうか?

 

或いは、アナタが分からなくても、

アナタの周囲に居る人達に、聞けば、

分かることでしょうか?

 

それとも、・・・Google先生に聞けば、

検索で引っかかってくる感じでしょうか?

 

違いますよね?

確かに、Google先生って、

滅茶滅茶便利ですよね?

ちみみに僕は、Googleではなく、Yahoo!派です!

 

・・・って、そんな話、どっちでもいい話ですね。

話を戻します!

 

要するに、滅茶苦茶便利なGoogle先生で

調べても分からない、或いは、

例え、Google先生に教えてもらったケースが、

自身と似たようなケースについて

教えてもらったとしても、

もっと個別具体的な、

アナタの状況に則したケースで、

どうなるのか…?を、

法律の専門家に聞きたいんですよね?

 

では、弁護士について、改めて考えてみましょう。

当たり前のことですが、

弁護士は、日本の法曹界の頂点に位置します。

誤解を恐れずに申し上げると、決して、

「偉い」という意味ではありません(笑)

 

※弁護士の皆さん、怒らないで!

 

では、何が、日本の法曹界の頂点なのでしょうか?

それは、国家資格としての難易度であり、

誰もが知るように超難関資格です。

そうです、弁護士は、この超難関資格をパスした

極、限られた、僅か一握りの人達で、

日本の法律上のあらゆる領域の職務を

こなすことができます。

 

司法書士のような登記申請はもちろん、

行政書士のような行政に対する許認可申請、

そして、税理士のような税務代理まで。

もちろん、こまかな要件は、こちらでは割愛します。

 

だからこそ、弁護士は、年収も高いです。

もちろん、ピンキリですか、

億を稼ぐ弁護士もいれば、

1,000万円以下、なかには、

500万円前後の弁護士もいます。

 

ここで、アナタに質問です。

アナタは、自分が本当に困ったことがあった時、

弁護士として優秀な弁護士に相談がしたいですか?

それとも、弁護士としては、

優秀でない弁護士に相談したいですか?

 

ちょっと、諄いですね。

改めて、サクッと聞きます。

有能な弁護士に相談したいですか?

それとも、有能ではない弁護士に相談したいですか?

※表記上、気を使ってます(笑)

 

誤解を与え無くないので、断りを入れると、

優秀・有能な弁護士 = 高収入

上記ではない弁護士 = 低収入

とは、言ってません。

それを裏付けるものもありませんし、

何を以って、優秀や有能というかは、

人によって定義が異なります。

 

ですが、一般的に考えて、

仕事ができる弁護士は、沢山相談が出来る。

ということは、忙しい。

忙しいという事は、

部下やスタッフを沢山抱える(雇う)必要がある。

或いは、受任(担当)する案件を

制限せざるを得ない。

 

となると、

何れにしても1件当たりの報酬が高くなる。

 

更に、超人気弁護士になると、

クライアント側が争奪戦となり、

どんどん報酬が吊り上がっていく・・・

 

実際には、そんなことは無いかもしれませんが、

資本主義とは、そういうものです。

本当に欲しいもの、サービスには、

高い対価を支払う。

 

「オークション」や、「競り(せり)」を

イメージしてください。

 

そう、高級絵画や、夕張メロン、大間のマグロ を

イメージされると思いますが、

それが、弁護士に変わるようなものです。

何度も言いますが、実際には、

そんなこと、滅多にありませんが、

イメージです。

 

さて、何を言いたいかというと、

優秀・有能な弁護士が、

必ずしも良いとは限りませんが、

一般的には、

優秀・有能な弁護士にお願いしたいですよね?

 

であれば、その弁護士の年収から逆算してみると、

「1時間1万円」が高いのか、

否か判断できるかと思います。

 

とはいえ、目の前に居る弁護士に、

年収幾らですか?

って、聞けませんよね? ・・・聞けますか?

僕は意外と小心者なので、聞けません。

 

なので、イメージで申し上げると、

僕の周りにいらっしゃる弁護士は、平均すると、

年収で2,000万円~3,000万円の弁護士が多いです。

あ、もちろん、誰とは言えませんが、

「億」に届いている弁護士もいますし、

1,000万円~2,000万円台の弁護士もいます。

 

ここでは、極端な話はしたくないので、

平均をとって、話を進めますが、

仮に年収2,000万円の弁護士としましょうか。

 

1年は365日。土日祝日等もありますし、

一般企業ですと、有休などがあります。

弁護士は、事務所に所属していても、

個人事業主ですが、

昨今は士業経営者に対しても、

所属するスタッフ等に対して、

一般企業のような労働環境を求められるため、

仮に実質200日稼働としましょう。

 

とすると、単純計算で、

1日10万円は稼がなくてはなりません。

1日は8時間・・・

つまり、1時間あたり1万2,500円。

となると「1時間1万円」の相談料は・・・

高いですか?安いですか?

 

実は、この計算には大切な内容が沢山抜けています。

そう、「1時間1万円」の「1時間」に

移動時間も含まれていませんし、

雇用形態にもよりますが、

「事務所」のボス(経営者)からすると、

年収2,000万円の弁護士が、

2,000万円しか稼いでくれないと赤字です。

中には、事務所に入れるべき

報酬の配分もあるでしょうし、

純粋に事務所経費(家賃の配分等、その他諸々)等

もありますし。

 

つまり、一言で言えば、

「1時間1万円」という弁護士の相談料は、

「弁護士にとって大赤字」なわけです。

 

なので、この弁護士の「1時間1万円」は、

消費者である僕やアナタの価値観からすると、

「高い」と感じることがあるかもしれませんし、

その価値観は大切だと思いますが、

本当に、その弁護士への相談を、

有意義なもの、有意義な相談にしたいのであれば、

「高い」と感じるかもしれませんが、

それでも「弁護士にとっては赤字」、

つまり社会貢献として、提示してくれているんだよ…

という認識でいていただけると良いと思います。

 

あ!ちなみに、弁護士さんの「1時間1万円」は、

初回相談時のお話ですからね!

 

とはいっても、買い物(支出)としては、決して、

安い(低い)買い物(支出)ではありませんから、

無駄にしてはならず、事前準備をきっちりして、

臨むべきです!

 

 

さて、かなり、話が飛びました。

今日のテーマは、

弁護士の相談費用として、

「1時間1万円は高いのか?安いのか?」

では、決してありません。

 

 

今日のテーマは、

「相続コンサルトの報酬」です。

では、なぜ、ここまで、弁護士の相談費用について、

延々と申し上げていたかというと、

相続コンサルタントも同様だからです。

 

ですが、相続コンサルタントは、

冒頭の通り、そもそも、何やってくれるの?

ってかんじですよね。しかも、

弁護士と違って、ノーライセンスで名乗れます。

色々と民間資格は沢山、輩出されていますが、

あくまで、民間資格です。

ですので、言い方が悪いですが、

「相続系」の資格は、山ほど、溢れています。

極論、本日、2020年(令和2年)の

12月31日時点では、

この「相続系」の資格が、

名刺やHPに書かれているからといって、

その方が、本当にアナタにとって、

役に立つ一流の「相続コンサルタント」であるのか、

或いは、真の「相続コンサルタント」かは、

分かりかねます。

 

本当は、こちらのブログでも、

長々と語りたいところですが、

あまり長々と書き綴ってしまうと、

ドロップアウトされる方もいらっしゃるので、

以前、細かく書き綴ったブログを参考にして下さい

 

少し、別の議論をします。

アナタが相続に関することで、

相談したい内容があり、

目の前に「相続コンサルタント」がいたとします。

その「相続コンサルタント」は、

超一流の「相続コンサルタント」だったとします。

 

さて、アナタは、この「相続コンサルタント」に、

相談料として、1時間あたり、幾ら払いますか?

先程の弁護士の相談費用をベースにして、

考えていただいても構いません。

 

弁護士は、あくまで弁護士だから、

「1時間1万円」ですか?

 

その考えからいくと、

「相続コンサルタント」は、

弁護士ではないから、払ったとしても、

その半分くらいで、「1時間5,000円」ですか?

 

あ、別に、この答えに、

正解も不正解もありませんから、

自由に考えながら読んでくだっさって、

構いませんよ(笑)

 

↑の「相続コンサルタント」は、

弁護士ではないから、払ってもその半分くらいで、

「1時間5,000円」と言う方、滅茶苦茶、分かります。

むしろ、感覚、正直、正しいです!

 

けど、今日のテーマ、何でしたっけ?

そう、「相続コンサルタントの報酬」でしたよね?

 

↑が「正解!」ということであれば、

ここまでの約5,000文字の下りは何だったんだ!

ってなりますよね

・・・まぁ、意味はあるんですけど(笑)

 

そう、勿論、これで終わらせるわけではありません。

 

乱暴な表現の仕方をしてしまうと、

「弁護士ではないから、払っても1時間5,000円」

という考えについて、

少し、深堀りしていきましょう。

 

弁護士は、法曹界の頂点に立つ・・・

と表現しました。

ここで、ちょっと考えたいのは、

では、「相続」と聞いて

イメージすることって、何があります?

 

そうそう、「税金」ですよね。

では、税の国家資格って言うと・・・?

税理士ですよね?

では、税理士の相談費用って、

先程からの展開でいくと、

「1時間1万円」って高いですか?

それとも、安いですか?

 

本当は、ここで、

ツラツラと持論を申し上げたいのですが、

あまりにも長くなりそうなので、割愛しますが、

僕の感覚で申し上げると、

税理士への相談費用も「1時間」は、激安です。

 

むしろ、「1時間2~3万円」が、

一般的じゃないでしょうか?

 

ちなみに、

私が親しくさせていただいている税理士さんの内、

有名なコンサル(シンクタンク)系の税理士法人の

代表をされていた方は、

当時、「1時間10万円」の相談費用でした。

あ、もちろん、税別ですよ(笑)

 

そう、なので、「1時間10万円」は極端ですが、

税理士でも、相談費用「1時間1万円」は、

破格に近く安く、あまり、目にしない価格です。

 

さて、少し話を戻しますが、

「相続コンサルタント」って、

何をしてくれるんでしょうか?

 

先にも触れましたが、

確かに、「相続コンサルタント」にも、

色んな人がいて、そのレベル感は、千差万別ですが、

相続には、法律だけでなく、

税金、保険、不動産、建築、手続き、登記をはじめ、

資産運用、管理、防衛等の観点等の専門知識を

要します。

 

「他にもあるよ!」とか、

「そんな知識、いらないよ!」

とか賛否両論あると思いますが、

ここでは、それは流していただいて(笑)、

ざっと、10の専門知識を要することになります。

・・・というか、その前提で進めさせてください(笑)

 

このうち、一括りにすることができる項目は、

纏めても構いませんが、少なくとも、

4-5項目位は、残ります。

 

何が言いたいか、分かりますか?

・・・分かっている方、冴えてますね!

 

そう、「相続コンルタント」は、

これらの全領域について、

コンサルティングを行います。

 

一応、誤解の無いように、申し上げあると、

以前、別のブログでも記載したように、

非弁行為や、税理士法に抵触しない範囲に限ります。

 

或いは、弁護士や税理士と協働したり、

さらには、僕のように、

弁護士や税理士とガチのディスカッションをしたり、

弁護士や税理士のサポートをしたり、リードしたり・・・

 

となると、

となるとですよ、

上記の4-5項目はカバーしたうえでの

相続コンサルティングを提供する

「相続コンサルタント」の相談料って、

「1時間4-5万円」になっても、

違和感ありませんよね・・・??

 

・・・いえ、

違和感ありまくりですよね。

 

だって、そもそも弁護士や税理士と違って、

ノーライセンスだし、

そもそも、何を基準にして、

「使える」相続コンサルトなのかも判断できないし、

別のブログでも申し上げたように、

真の「相続コンサルタント」じゃなくて、

最初から出口ありき、

つまり、自分の取扱商品を売るために

「相続コンサルタント」と名乗っている

だけかもしれないし…。

 

分かります!

というか、僕も、それ実感してます。

だから、↑のブログを熱くなりながら、

夢中で書き綴りました。

 

なので、仮に、「相続コンサルタント」は、

本来は、物凄い価値が有るかもしれない。

としましょう。

 

そして、

弁護士や税理士からも物凄い頼りにされていて、

弁護士や税理士と、

ガチでディスカッションできるほど、

知識もスキルも持ち合わせているかもしれない。

もしかしたら、「相続」というフィールドでは、

弁護士や税理士以上の存在かもしれない・・・。

 

でも、

「そんなの、どうやって、見極めるの?」

って話ですよね?

 

そして、そんな、

見極めも難しい「相続コンサルタント」に、

「どうやって、1時間●万円も払えっていうの?」

って感じですよね?

 

はい、合ってます。

 

ですから、僕のように、

勿論、僕以外にも沢山いらっしゃいますが、

真の「相続コンサルタント」は、

なかなか、お客様に、

「相談費用」や、「コンサルタント報酬」を

相談できていないのが現状です。

 

・・・ごめんなさい。

とかいって、僕は、

きっちり「顧問契約」として、

毎月「●万円」とか、

「●●」万円をいだだいています。

 

でも、僕のように、きっちり、

「報酬」をいただいている

「相続コンサルタント」は、

限られるかもしれません。

 

お客様に寄り添った、「相続コンサルティング」を

しているにもかかわらず、

相談料を請求できなかったり、

「顧問契約」提案できなかったり、

 

・・・場合によっては、

「相談料」を請求しても断られたり、

「顧問契約」を提案しても、

 

「それなら必要ない」とか、

「ノーライセンスなのに…」

とか・・・、実際、突然、

怒り出す方もいらっしゃいます。

 

そう、

だから、無料で対応しちゃうんです。

 

では、無料で対応すると、

何が起こると思いますか?

どんなことが、起きると思いますか?

 

答えは、大きく「2つ」

 

1つは、

その「相続コンサルタント」が自滅します。

自滅されて困るのは、

当然、「相続コンサルタント」本人ですが、

実は、本人だけではありません。

 

そう、実は、

その、お客様ご自身も困るんです。

 

だって、今まで、「無料」を良いことに、

さんざん、頼り切って、相談して、

進めてきたんですもん。

 

それが、「無料相談」の末、起こってしまった

「相続コンサルタント」の自滅によって、

お客様が実行中、若しくは計画中だったモノ

が全てストップするわけです。

 

では、そこに待ち受けているのは、

どんなものでしょうか?・・・

 

答えは、「さぁ、大変」。

正に、この一言に尽きます。

そこから先は、ご想像にお任せします(笑)

 

そして、「相続コンサルタント」への相談を

「無料相談」とすることによって起こってしまう

2つ目のこと・・・それは、

もう、その「相続コンサルタント」が行う

「相続コンサルティング」が、

「コンサルティング」ではなくなってしまう

・・・ということです。

 

既にお目通しいただいたかもしれませんが、

以前のブログの通り、「相続コンサルティング」と

名乗っているだけの、

只の営業に過ぎなくなるという点です。

 

ただし、この場合、注意すべき点は、

もしかしたら、その「相続コンサルタント」は、

当初は、真の「相続コンサルティング」を

提供していたのかもしれません。

 

しかし、資本主義社会ですから、

その「相続コンサルタント」が、

経営者なのか、

はたまた「サラリーマン(従業員)」なのかは、

違いはあるかもしれませんが、

売上、つまり、対価をいただかなければ、

経営者としても、サラリーマンとしても、

生き残っていくことはできません。

 

「いやいや、それは、自己責任でしょ」とか、

「それくらい、生き残れるように、

 他のお客さんから稼いでよ!」とか

思われたりしてませんか?

 

こちらのブログに目を通されていらっしゃる方には、

そんな方、いらっしゃいませんよね?

・・・大丈夫ですよね?

 

であれば、皆さん、もう、お気づきですよね?

「自己責任」とか、

「他のお客さんから稼いで」とか、

仰っている方、ご自身が、

その「相続サルタント」の貴重な時間、

つまり、「他で営業する時間」を

奪い取っているんです。

 

「奪い取る」って、

随分、失礼な言い方かもしれません。

けど、本当ですよ。

「虫が良い話」というべきでしょうか?

 

だって・・・自分(お客様)は、

「相続コンサルタント」の時間だけでなく、

その価値ある知識とスキルを

提供してもらって「無料」なんですよね?

 

でも、別のお客さんには、

対価を支払わせるんですよね?

まぁ、口が悪いかもしれませんが、

「無料」の時点で、

そもそも「お客様」ではないですよね。

 

すみません…、

また熱くなっちゃいました(笑)

 

ということで、

またまた長くなりましたが、

今日のテーマは、

「相続コンサルタントの報酬」について、

長々と書き綴りました。

 

しかも、毎回の如く、

熱く・・・熱く・・・暑苦しくて、すみません。

 

とはいえ、

「相続コンサルタント」の「線引き」も、

スキルも計り知れない部分があるのは、

確かなんです。

 

それは、そう、思われて当然です。

そして、この長ったらしいブログをここまで、

読み続けらている方は、

おそらく、

真に価値のある「相続コンサルタント」には、

正当な相談料や報酬を支払う価値が有ることを

ご理解されている方のはずです。

 

でないと、

ここまでの約8,500文字も読み進めません(笑)

 

だからこそ、

真の「相続コンサルタント」か否かを

「線引き」をするためにも、

また、その前提となる「相続コンサルタント」が、

正当な報酬を得ることができるようになるためにも、

真の「相続コンサルティング」が活躍できる

環境、社会、インフラを整える必要があるんです!

 

 

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